アースルーリンドの騎士『二年目』68 屋外浴場 2

…この状態で

裸って…ギュンター、解ってるんでしょうかね………。

ギュンター水浴びあっぷのコピー.jpg


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 厩で、ディングレーの召使いにそれぞれ、体を拭く布を手渡され、全員が馬に乗り込む。

マレーは前に跨がるディングレーに、バスケットを手渡され、思わず抱え込んでそれを、見た。
編まれた籠から、酒瓶が四本程突き出てる。

ディングレーは気づいて振り向く。
「全部が酒じゃ無い」
マレーは無言で、頷き返した。

ギュンターは、馬に乗ろうとするアスランに怒鳴る。
「飛ばすから、後ろに乗れ!」

シュルツはハウリィに馬上から手を差し伸べ、ハウリィは嬉しそうにその手に掴まり、後ろに乗り込む。

レナルアンがぶんむくれて怒鳴る。
「俺は?!」

ラナーンが白い眼で振り向く。
「いい加減自分一人で乗れよ!!!」
言って、馬に乗り込む。

レナルアンが言い返そうとした時、ローランデが振り向く。
レナルアンは直ぐ気づいて、ローランデの背後に乗り込む。
「でも君、乗馬出来るだろう?」

ローランデの優しい言葉に、レナルアンは快活に笑う。
「人に乗せて貰うのって、好きなんだ!」
言って、腕をローランデの腰に深く回す。

ギュンターは馬を進めかけてそれを、見る。
ローランデは少し頬染めて
「もう…少し腕、緩めてくれる?」
と小声で囁いていた。

レナルアンは直ぐ
「ああ、悪い!
あんた、ギュンターじゃないもんな!」
と、両腕で抱き込んでいたのを、緩めた。

ギュンターは何気に、腰を抱かれた同然の体勢から解放されて、ほっ…とする、ローランデのまだ少し染まる頬を見る。

途端、彼の裸体がこの後見られる。
と気づき、心臓が跳ね上がった。

どっくん…!




つづく。


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