アースルーリンドの騎士『二年目』68 屋外浴場 10

…マディアン描く時、オーガスタスが五月蠅く

ローランデ描く時、ギュンターが五月蠅い…。

まあそりゃ、愛しの人が作者の画力超えて素敵。

って気持ちは、解るよ。

解るけどね…………。

ローランデ裸2-2のコピー.png



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アスランはディングレーに
「ぬるくなる前に、止めろ」
と言われ、頷いていた。

ギュンターは感心して
「一般浴場には、無いな。
こんな洒落た物」
と注がれる、彫刻を見つめた。

ディングレーが促す。
「じゃ、熱い時はどうしてる」

ギュンターは注がれる彫刻の先、ローランデのほんのり紅に染まる頬と、俯く気品ある美しい横顔を眺めながら呟く。

「そりゃ出て、岩の上で冷まし、また入る」

が、ローランデはギュンターが自分を見ていて、ラナーンがそれに気づくと振り向いて、じっと顔を見つめられ、いたたまれなくて顔下げたまま、そっ…と湯から立ち上がる。

「私も、涼んで来ます」

ギュンターは目前を…ローランデが通り過ぎて行くのを見た。
水浴びで見た時同様…丸みをおびた、盛り上がった胸。
確かに筋肉だったけれど…その形は青年らしく、けれどとても…すんなりしていた。

一際白い肌で、けれど輝きを帯びているようで、気品に包まれ…腹は引き締まりきってるのにゴツく無く、そして…湯を出て行くその尻の形迄とても綺麗で、更に湯から出た途端見えた、足はとても長く…更にあんまりすらりとしていて美しく、見惚れきった。

皆が見てると、ローランデはシュルツの少し離れた横に、仰向けで横たわる。

振り向くシュルツも同様、仰向けて、風に気持ちよさげに当たっていた。

ギュンターはつい、ローランデの股間を見ようとした。
が、肩や胸は出ているのに、腰の辺りは少し下がっていて湯に浸かっていて、足先だけは、縁に足を乗せて出していた。

「…………………………………」

ギュンターはがっかりして顔を下げたが、他の皆の沈黙は別の理由だった。

セシャルが、そっと囁く。
「ローランデって…もっと、ゴツいと思ってました………」

ディングレーも、フィンスもが沈黙。
スフォルツァがフィンスに、顔振って尋ねる。
「知ってらした?
彼があんなにゴツくないって」

フィンスが、ぼそり。と囁く。
「初めて見ると、皆大抵びっくりする」

ディングレーも、無言で頷く。
「…だが、ゴツい筋肉で硬くないから、あれ程しなやかで素早く動ける。
と思うと…納得出来るだろう?」

スフォルツァが一気に、彼の人で在らざるような気配の消し方と、殆ど鎌鼬のようなしなやかで無音の剣技を思い浮かべ、一気に表情を、引き締める。



つづく。




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